東武鉄道、新型特急車両「500系」デビューへ

東武鉄道、新型特急車両「500系」デビューへ

東武鉄道はこのほど、新型特急車両「500系」の車両愛称名を「Revaty(リバティ)」に決定したと発表した。
間もなく運行だよ(*^^*)

東武鉄道は4月22日、新しい特急型車両「500系」を2017年春に導入すると発表した。



「500系」とは?


途中駅で列車の併結・分割などができる小単位(1本が3両編成)仕様の特急車両。この「500系」により、東武鉄道の広域な路線ネットワークをより活用した特急の運行体系を構築し「今まで以上に特急列車の利便性をお客さまに提案」してゆくという。


東武鉄道の路線は都心から埼玉・群馬・栃木・千葉県など広域にわたっている(東武鉄道ニュースリリースより)


車両デザインは、E6系・E7系新幹線など数多くの鉄道や「フェラーリ」といった自動車などのデザインを手掛ける奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が監修する。


「500系」はココがすごい!


沿線イメージを取り入れたデザイン


外観は東京スカイツリー®に代表される先進的でシンボリックなデザインに。


東武 500系

東武鉄道「500系」特急型車両 外観イメージ


車内は江戸の伝統色「江戸紫」をモチーフとした色を腰掛けに使用、袖部分には江戸の伝統工芸である「印伝」をモチーフにした柄をあしらう。また天井には鬼怒川や隅田川の流れをイメージした造形をあしらうなど、“沿線の魅力をつむぐ”デザインとなる。


東武 500系 車内

「500系」車内イメージ。天井は鬼怒川や隅田川の流れをイメージした柔らかな造形となる


乗り心地の向上


同社としては初めて、車体の左右方向の振動を抑える空圧式の装置「アクティブサスペンション」を全車両に搭載。乗り心地がより向上する。


「アクティブサスペンション」のしくみ


Wi-FiやPC電源も完備


車内でのWi-Fi環境やPC電源を整備するほか、AED・医療支援器具の据付け、車いすスペース・車いす対応トイレを設置するなど、サービス向上・バリアフリー化を行う。


環境負荷の低減


車体はアルミを使用して軽量化を図り、前照灯や室内照明にLEDを採用することで消費電力を低減するなど、環境負荷の低減を図っている。


いつから乗れるの?


この「500系」特急列車は2017年春にデビュー予定。新型特急車両「500系」の車両愛称名を「Revaty(リバティ)」に決定したと発表した。


2017年春、東武本線に新型特急車両「500系」を導入します! – 東武鉄道ニュースリリース

新型特急車両500系「Revaty(リバティ)」走行イメージ(東武鉄道ニュースリリースより)

新型特急車両500系「Revaty(リバティ)」走行イメージ(東武鉄道ニュースリリースより)


「Revaty」の運転区間も発表。浅草から、途中駅で列車を分割しながら東武日光や鬼怒川温泉、会津田島(会津鉄道)のほか、伊勢崎線の館林、さらに通勤時間帯には東武スカイツリーライン 浅草~春日部間および、浅草から東武アーバンパークライン 大宮方面、清水公園・野田市方面への直通や、大宮発運河行きなどの列車も設定する。


新型特急車両500系「Revaty(リバティ)」車両側面ロゴマーク配置イメージ(東武鉄道ニュースリリースより)

新型特急車両500系「Revaty(リバティ)」車両側面ロゴマーク配置イメージ(東武鉄道ニュースリリースより)


運行開始日は2017年春のダイヤ改正を予定している。各列車の運転パターンなど、詳細は同社ホームページ内リリースに掲載されている。


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東武鉄道ニュースリリース